幸せって何だろうね。たった21年しか生きてないけど、『若いからそう思えるんだ』って言われるかもしれないけど、私なりの、私が幸せになる方法を見つけて考えたので記しておく。
幸せになるのって全然簡単じゃない。つまずいて辛くなって悩んで迷ってしんどくなって考えて考えて考えて考えて考えて考えすぎて考えるのをやめた時にやっと幸せになる光を見つけた気がする。
もう考えすぎて埒が明かなくなって、一回全部どうでもよくなった。考えるのやめちゃおって。そしたら自分のちっぽけさに気づいた。同時に、自分の大切さに気付いた。こんなちっぽけで大切な自分を、自分一人で守っているつもりだったことが本当に馬鹿みたいだった。っていうか馬鹿だった。
体調を崩しても治ったのは、職場に迷惑をかけてもきちんと復帰できたのは、私が今日も笑っていられるのは、その目の前にいる誰かのおかげだと気づいた。自分は思ったよりもいろんな人に大切にされて愛されて、こんなに幸せなことってあるのかなって思った。
私が毎日笑っていられるのって自分のコンディションとか気分とかそういうんじゃなくて、私を笑顔にしてくれてる誰かが常にそばにいるからなんだなって知った。だから私は自分をそういう環境に置いてくれている周りの人に常に感謝をする。毎日何の心配もなく過ごせているこの環境のありがたみを忘れずに生きている。
たまに『自分はだれにも頼らずに一人で生きてるしこれからもそうしていく』っていう人がいるけど、もしそんな人がいるならその人生歩み始めた2歩目ぐらいで死んでると思う。自分を大切に出来ない人が、人を大切に出来るとは思えない。実際自分がそうだった。自分を大切に出来ず、セルフネグレクト気味になったときに親をとても悲しませた。また私の心は傷ついた。だからもう私は私を傷つけない。自分を傷つけることによって他人をも傷つけることを知ってしまった。
努力は悪いことじゃない。自分を高めるために必要なことだと思う。でもその目的を間違えてはいけないと思う。誰かに認められるための努力ならしない方がいいと思う。誰かに認められて、それで幸せになれるのかな。自分を自分で認める前に他人から認められようと思うことは、とても贅沢なことだと思う。
だったらもっと、自分のためになることをした方がいい。自分が思うままに、自由に。でもそれは、前に述べた自分が自由にできる環境に感謝できるようになってからである。こんなちっぽけな自分を愛してくれてありがとうと、言葉に出来なくても行動や態度で示していけばいい。少なくとも、私を笑顔にしてくれている人は、私が笑顔でいることが一番安心だと思うから。そういられる環境に胡坐をかかず、感謝を忘れず、もらった愛を返していくことが幸せにつながると思う。
難しいことを書きました。もっと簡単で実行可能な方法を書きます。
それは、『今日死んでもいいと思える1日を過ごすこと』です。これは私をよく知る人なら耳が痛いほど聞いたフレーズかもしれません笑。よくとても嬉しいことがあって『もう今日死んでもいい!』と言う場面があります。毎日それにするのです。やり残しなく今日という日を使っていいんです。今日死ぬなら、あとから後悔したって関係ないよね?
実際、現状人間いつ死ぬか分からないです。地震や津波、交通事故などで本当に今日死んでしまうかもしれない。それなのに、悩んだり考えたりしてる場合なんですかね?私は、せっかく今日死ぬなら『いい人生だった』って言いたい。友達や先輩や上司や家族に『私は幸せだったよ』って言える人生でありたい。親に言いたかったことも、友達に謝りたかったことも、罪も罰も全部ないようにしたい。だから私は毎日それを言葉や行動や態度で示していけたらなと思う。
何よりも、自分が悲しまないこと、誰かを悲しませないこと。それは全部つながって自分の幸せに帰ってくる。小さなところから幸せを拾っていけたらいい。青い空、地を這うありんこ、道を走るトラック。全部自分を構成する要素であって、宝物だ。空が青いだけで幸せを感じられる私は安い人間ですか?心が貧しいと思ってしまいますか?
私は全然幸せだ。大切な人と食べるならコンビニの安いおにぎりだってごちそうになる。本当は高いお財布も使ってみたいけど、ピカチュウがとても好きだからピカチュウの3000円のお財布を買ってしまう。それで満たされる私の心は貧しいとは思わない。
あなたの幸せはどこにありますか?
なんか偉そうにいろいろ書いてみたけど伝えたいことの10%も表現出来なくて焦る。
でも確実に言えるのは、幸せになりたいと思っている時ほど、幸せが欲しいと思っている時ほど何も手に入れられない。もちろん待っているだけでは幸せは手に入らないけど、小さな心がけや自分や物事に対するハードルを下げる行為だけで、意外と簡単に幸せはついてくる。
本当に大切なことは、幸せになるために努力することでも『自分は幸せだ』と思い込むことでもなく、今の自分は幸せなんだと自然に気づけることだと私は思う。